毛色と染色体の研究について(オッスーとメッスー)

突然ですが、人間も猫も、男と女・オスとメスでは染色体がちがいます。
それで、性別を決める染色体っていうのは、二種類あります。
ここではわかりやすく、この二つの染色体をオッスーとメッスーとよびましょう。

人間も猫も、 母親からはメッスーを、父親からはオッスーかメッスーを一つずつ、 合わせて二つもらいます。
この両親からもらった二つの組み合わせで性別が決まります。
その組み合わせが、オッスーとメッスーのときは男の子になります。
そして、メッスーとメッスーのときは女の子になるというわけです。

それと猫の毛色に何の関係があるのか?
すごくカンタンに言うと、毛色を決めるのはメッスーなんです。
しかも猫の毛には赤と黒の色素しかないんです。

さらに、ひとつのメッスーには赤か黒のどちらかひとつの色素しか出せないんです。
わかりやすくするために毛を赤くするメッスーを赤メッスー、 黒くするメッスーを黒メッスーとよびます。
世界中にいるすべての猫の毛色というのは、この赤メッスーと黒メッスーの組み合わせだけです。

このことから、メッスーをふたつもつメスと、ひとつだけのオスでは、メスのほうがいろんな毛色がつくられることがわかります。
さらに、赤と黒の両方の毛色を持つ三毛猫はみんなメスということになります。

ただし、ごくわずかですが突然変異でメッスーをふたつもつオスが生まれます。
なので、三毛猫のオスもいることはいます。
ただほとんどの場合このオスは、子作りの能力がありません。