猫はなぜ、トイレに砂をかける?

猫はふつう、トイレをした後、砂をかけて隠します。
なんで砂をけるのか、理由はよくわかっていません。
でも、たぶんこういう理由だろうっていうのが二つあります。

ひとつは、獲物ににおいで気づかれないようにするため。
猫のウンチやおしっこのにおいがプンプンしていれば、 猫に食べられてしまうネズミやなんかが警戒してしまいます。
だから、においで獲物に気づかれないように、 トイレをしたあとは砂をかけてるんじゃないか、ということです。

もうひとつは、ボス猫への遠慮です。
どういうことかというと、ボス猫はトイレをしたあと、砂をかけないことがわかってます。
ということは、トイレのあと砂をかける猫は、
「ここはボス猫のなわばりだから、においをつけるとボス猫に怒られるかも」
とかって思ってるんじゃないか?

で、ボス猫の方は「ここは俺のなわばりだってことをウンチやおしっこのにおいで他の猫に伝えよう」 みたいに思ってるんじゃないか? という事です。

ようするに猫は、「獲物とボス猫には、自分のにおいをかいでほしくない」 と考えてるんじゃないかということです。
ただ、トイレのにおいを自分のなわばりを主張するために使ってることは間違いありません。
すごくわかりやすい例があります。
それは、ボブキャットです。

ボブキャットというのは、私たちに身近なイエネコではないですが、同じネコ科の動物です。
このボブキャットは、自分のなわばりのなかでウンチをしたら、しっかりと埋めます。
でも、なわばりの境界線あたりでは、ウンチをしても埋めないことがわかってますので、 あきらかに、自分のなわばりを主張するために、ウンチのにおいを使ってることがわかりますよね。

私が飼ってるメスのタマ(八才)も、子猫のときは隠してました。
でも最近はトイレの下にしいてるダンボールや壁をひっかいて、トイレから出てきます。
なんで砂で隠さなくなったのか、ぜひとも本人(本猫)に訊いてみたいです。