猫は井戸端会議で何をしているの?

ハンティングテリトリーを共有する猫たちは、集会を開きます。
時間は夕方から朝の間で、時期は繁殖期以外です。
繁殖期には集会をしている場所で交尾がおこなわれます。

集会をする目的は、まだよくわかっていません。
有力な説としては、ハンティングテリトリーに、 新しくほかの猫が侵入してくるのを防ぐため、というのがあります。

ふだん猫というのは、なるべくほかの猫と出会わないようにしています。
たとえ出会っても、無視をするのが猫社会のルールです。

でも、つねにほかの猫と出会わないようにしていると、 自分とハンティングテリトリーを共有している猫のことがよくわかりません。
これでは、外部からほかの猫が侵入してきてもわかりづらいし追い出しづらいです。

侵入者は、とくにノラ猫にとってとても恐い存在です。
というのは、外部からほかの猫が侵入してしまうと、 その分一匹が食べられるエサの量が少なくなってしまうからです。
だから、集会をしてハンティングテリトリーを共有する猫を確認します。
そして外部からの侵入者があった場合、 みんなで一致団結してその侵入者を追い出そうとするということです。

それから、集会ではほとんどケンカが起きません。
昼間はなわばりを争う敵同士だけど、 夜の集会ではなわばりを侵入者から守る仲間同士になるのかもしれないですね。