オシッコの病気

オシッコに関係した病気をまとめて、泌尿器疾患と呼びます。
もともと猫は、この泌尿器疾患になりやすい動物です。
これは、猫がもともと砂漠で進化したことと関係しています。
どういうことかというと、砂漠には水がほとんどないですよね。
だから砂漠に住む動物というのは、オシッコをできるだけ濃くします。
そして体から出ていく水分を少なくします。

砂漠で生き抜くためには必要なことですが、尿を濃くすることにはひとつ 問題があります。
それは尿が体にとって毒だということです。
だから、毒である尿を濃くすれば、当然その毒も濃くなって強まります。
これによって、腎臓や尿道、膀胱(ぼうこう)という、 オシッコに関係するところの病気になりやすいんです。

代表的な病気を2つあげておきます。

■1.慢性腎不全
症状は、よく水を飲む、食欲がなくなる、よく吐くなどです。
老廃物を体から出せなくなります。
一度、慢性腎不全になると、完治できません。
生きている間ず~っと、点滴や食事療法が必要となります。

■2.下部尿路疾患
症状は、頻繁にトイレに行くけど、ほとんどまたは全然オシッコが出ない、
よく吐く、性器をしきりになめるなどです。
オシッコの通り道に結晶ができて詰まってしまいます。

詳しくはこちら⇒猫の下部尿路疾患

二日以上オシッコが一滴も出ないと命にかかわります。
早めに動物病院へ行ってください。